【迷わず最短ルートを進む】懸垂達成のために絶対にやってはいけない7つのこと

  • 「懸垂をやりたいと思っているけど初心者がやってはいけないことを知りたい」
  • 「頑張れば頑張るほど手のひらや身体が痛くなりトレーニングが続かない」
  • 「毎日必死にトレーニングしているのに、1ミリも身体が浮く気配がない」

懸垂は、日常生活では絶対に行わない「非日常的な高強度運動」です。 そのため、まだ懸垂をするための筋肉や関節が出来上がっていない初心者が、見よう見まねでトレーニングを始めると、単に成長しないだけでなく、肩や肘を壊して「スタートラインに立つ前に挫折」してしまうリスクが非常に高いです。

この記事では、これから懸垂に挑戦するあなたが、迷わず最短ルートを進めるように「0回脱出のために絶対にやってはいけない7つのこと」を解説します。

この記事を読むことで、あなたは「スタートラインに立つ前に挫折」という最悪のシナリオを回避し、最短ルートで0回を脱出するための「安全な航路」を知ることができます。 無駄な根性論や、ただ手のひらの痛みを我慢するだけの「報われない努力」は今日限りにしましょう。

懸垂ができるようになるために、特別な才能や異常な忍耐力は必要ありません。 必要なのは、新しいことを始めることではなく、成長を阻害している「NG行動」を徹底的にやめることです。

SUZUKI20
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あなたの成功を妨げる「絶対にやってはいけない7つのこと」を今すぐ確認しに行きましょう。

体重を無視すること

「今の体重のままで、筋力だけでなんとかしようとする」 これが多くの初心者が挫折する根本原因です。

物理学の法則(F=ma)が示す通り、質量(体重)が増えれば、それを持ち上げるために必要なエネルギーは跳ね上がります。

ただでさえ筋力がない初心者が、余分な体脂肪という「重り」を背負ったまま懸垂に挑むのは、「重りの入ったリュックを背負ったまま、断崖絶壁をよじ登る」ようなものです。 不可能ではありませんが、それは「勇敢」ではなく「無謀」です。わざわざ自分から不利な条件を作って、勝算の低い戦いを挑む必要はありません。

食事を管理し無駄な脂肪を減らす

懸垂において、「純粋な筋肉を1kg増やす」には数ヶ月のハードなトレーニングが必要ですが、「無駄な脂肪を1kg落とす」ことは、食事を変えれば数週間で可能です。

「食べる量を減らす(我慢)」のではなく、「食べるものを変える(戦略)」。 高タンパク・低脂質の食事に切り替えるだけで、あなたの身体は重力から解き放たれていきます。

しかし、「食べるものを変える」と言っても毎日カロリー計算を行い、自炊を続けることが困難なこともあります。それが、ストレスになって挫折しては本末転倒です。もし、あなた自身での食事管理が難しい場合は、宅配弁当やプロテインを利用することをご検討ください。

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宅配弁当を利用すれば、あなたはメニューを考える必要も、調理する必要もありません。また、プロテインはタンパク質だけ効率良く確保するには最適です。

素手にこだわること

「道具に頼るのは甘えだ。まだ初心者の自分が、本格的なギアを使うなんて恥ずかしい」 

この謙虚さや美学は、初心者が陥る最大の罠です。この「こだわり」はあなたの成長を阻害します。

人間の身体構造には、「出力のミスマッチ」という厄介な問題があります。 それは、体重を持ち上げる「巨大なエンジン(背中)」に対して、それをバーに繋ぎ止める「フック(握力)」があまりにも貧弱すぎることです。

普段トレーニングをしていない人の手のひらは、赤ちゃんの肌のように柔らかいです。 そのため、背中の筋肉が「疲れた」と感じるはるか手前で、手のひらの「皮膚の激痛」や、前腕の「握力切れ」が限界を迎えます。

  • 「背中はまだ全然元気だけど、手が痛くてバーを握れないから終了」
  • 「あと1秒耐えたいけど、指が開いて落ちてしまった」

これでは、いつまで経っても背中の筋肉にスイッチが入ることはありません。

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初心者が戦うべき相手は「重力」であって、「手のひらの痛み」ではないありません。

パワーグリップを使い「重力」と向きあう

ぜひ「パワーグリップ」を使ってください。

これは「甘え」でも「ズル」でもありません。 強力な背中のエンジンに対して、貧弱な握力しか持たないという「出力のミスマッチ」を解消するための、物理的な解決策です。 根性で耐えるのではなく、道具であなたの身体をバーにロックする。それこそが最短ルートを行くための「必須装備」です。

パワーグリップを使った瞬間、世界が変わります。 指の力を一切使わず、手首だけで身体を支えられるようになるため、意識の100%を「背中の収縮」だけに集中できるようになります。

ジャンプしてバーに飛びつくこと

高い位置にあるバーに向かって、地面からジャンプしてガシッと掴みに行くのはやってはいけません。 上級者がやっているのを見るかもしれませんが、今のあなたは絶対に真似しないでください。

懸垂0回の人は、まだ自分の体重を支えるための肩のインナーマッスルが未発達です。 筋肉でブレーキをかけられない状態で「体重 × 重力加速度」の衝撃を受けると、その負荷はすべて「関節と腱」に直撃します。 これから強くなろうとしている肩を、初日に壊してしまっては意味がありません。

サイレントエントリーこそ身につけるべき技術

必ず「踏み台(または椅子)」を使ってください。 足場を使ってバーの高さまで登り、静かにバーを握り、そっと足を離して、筋肉で重力を受け止める感覚を覚える。 この「サイレント・エントリー」こそが、初心者が最初に覚えるべき技術です。

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あるいは、懸垂バーは、予め余裕を持って手が届く、足をつくことができるよう高さにしおくとよいです。

ドスンと落ちること

踏み台を使ってあごをバーの上まで持っていき、足を離して耐える「トップホールド」や、ぶら下がって耐える「デッドハング」のトレーニングの終了時に、限界が来たからといって、いきなり力を抜いてドスン!と落ちるのはやってはいけません。 

これもまた、自分の肘と肩を壊してしまう原因となります。

限界を迎えた筋肉が急に脱力すると、体重の全負荷が「筋肉」から「関節と腱」に一瞬で移動します。まだ弱い関節に衝撃を与え続ければ、いつか必ず壊れてしまいます。

また、筋肉には「持ち上げる時(アクセル)よりも、耐えながら降ろす時(ブレーキ)の方が、筋肥大効果が高い」という生理学的なルールがあります。

まだ自力で上がれないあなたにとって、「アクセル(上がる動作)」は使えません。 つまり、「ブレーキ(降りる動作)」こそが、今のあなたに残された唯一の強化手段です。

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ドスンと落ちるということは、一番おいしいトレーニング部分を自ら放棄し、疲労と怪我のリスクだけ背負うことになります。

ソフトランディングする

限界が来てからが本当の勝負です。 「もう無理だ」と思っても、ドスンと落ちずに、ブレーキをかけ続けてください。 ジリジリと重力に抗いながら、1秒でも長く時間を稼ぐ。そして、音もなく床に足を着ける。 「ソフトランディングできて初めて、1回分の経験値が入る」と心得ましょう。

首をすくめること

ぶら下がった時、あるいは力を入れた時、肩が上がり首がすくんで「亀」のような姿勢になってはいけません。

初心者は「背中の筋肉(広背筋)」への神経が通っていないため、無意識に使い慣れた「肩(僧帽筋)」をすくめて体を持ち上げようとします。 しかし、懸垂は背中で引く種目です。最初の段階でこの「首をすくめる癖」がつくと、一生背中を使えないまま、肩こりと頭痛だけが悪化するという悲しい結末を迎えます。

耳と肩の距離を離す意識を持つ

まだ身体を引き上げられなくてもまったく構いません。 ただ、ぶら下がる時やトップで耐える時は、常に「耳と肩の距離を離す」意識を持ってください。 肩を下げて、首を長く見せる。 この「初期設定(構え)」が作れるようになることが、背中を使って0回を脱出するための第一歩です。

反動を使うこと

踏み台を使ってあごをバーの上まで持っていき、足を離して耐える「トップホールド」や、ぶら下がって耐える「デッドハング」のトレーニングをする際、あるいは、実際に懸垂を行う際は、足をバタつかせたり、身体を反ったりして、その勢いで上がろうとしてはいけません。

反動を使えば、一時的に身体は浮くかもしれません。しかし、それは「勢い」であって「あなたの筋力」ではありません。 基礎筋力がない段階で反動を使うと、コントロール不能な負荷が関節にかかり、怪我の原因になります。

重要なのは「アゴをバーに乗せること」ではなく、「自分の体重をコントロールできる基礎筋力」です。反動はその基礎作りを邪魔します。

足は後ろでクロス

バーにぶら下がったら、膝を曲げて足を後ろでクロスし、固定してください。 そして、「腰から下はただの重りになった」とイメージします。 下半身を完全に殺し、反動という逃げ道を塞ぎます。

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純粋な上半身の出力だけで重力と戦うこと。それが遠回りのようで、最短で「本物の筋力」を手に入れる方法です。

毎日トレーニングすること

「早くできるようになりたいから、明日から毎日練習する!」 その意気込みは素晴らしいですが、戦略としては間違いです。

初心者の筋肉や神経は、高強度の負荷に慣れていません。 筋肉は「休んでいる時(超回復)」に強くなります。回復能力が追いついていない段階で毎日行うと、疲労が蓄積し、パフォーマンスは下がり続け、最終的に怪我をします。 「真面目な人ほど挫折する」のはこのためです。

また、「痛み」と「準備不足」を無視することも、初心者が犯しやすい致命的なミスです。

トレーニングは週2、3回で十分

トレーニングは「週2~3回」で十分です。 「昨日はやったから、今日は休んで筋肉を育てる日だ」と割り切ってください。 休むことも、立派な「戦略的攻略」の一部です。

もし、肩や肘に関節の痛み(ズキッとする痛み)があるなら、その日は勇気を持って中止してください。 それは「甘え」ではなく、身体からの「緊急停止信号」です。信号を無視して進めば、数ヶ月単位でトレーニングできない大事故(故障)に繋がります。

肩を回す、腕を伸ばすなど、必ず数分間のウォームアップを行い、身体を温めてからバーに触れてください。

地雷を避ければ、道は一本しかない

今回紹介した「7つのやってはいけないこと」を避けるだけで、あなたのトレーニングは劇的に変わります。

  1. 体重を無視すること
  2. 素手にこだわること
  3. ジャンプしてバーに飛びつくこと
  4. ドスンと落ちること
  5. 首をすくめること
  6. 反動を使うこと
  7. 毎日トレーニングすること

「やってはいけないこと」をやめれば、残るのは「やるべきこと(正しいプログラム)」だけになります。 遠回りをやめて、最短距離で攻略しましょう。

SUZUKI20
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準備はいいですか? 「やってはいけなこと」を撤去したあなたは、もう迷うことはありません。

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